Language is never, ever, ever, random

http://www.kilgarriff.co.uk/publications/2005-k-lineer.pdf
共起性判定に、ランダム出現の帰無仮説を使うことへの鋭い批判。
全ての言語現象(単語の出現というのも言語現象のひとつ)の間には、
相関がある。

だから、データが無限にあれば、どんな単語同士であろうと、
ランダム出現帰無仮説は棄却される。

ランダムでないというのには2種類あって、
ひとつは関係を持って共起する場合。
もうひとつは、排反性を持って共起しない、という場合。

ここでの random は、現象の生起がなんらかの統計的分布によって支配されている、
というだけでなく、
問題としている一群の言語現象が統計的に独立に生起する、ということを含んでいる。

最初2ページ読んだ感想。
言語生成には計算が必要である、という主張から、
言語現象がランダムではない、という結論は導けないと思うんですが。
言語現象の一部がランダムである可能性がある。